第44回北海道学術大会札幌大会開催(一般公開)

平成27年7月5日(日)午前10時より札幌コンベンションセンターで、公益社団法人日本柔道整復師会が主催する第44回北海道学術大会札幌大会(一般公開)が開催されました。全国から業界関係者、会員、研修員、附属北柔専校学生、一般聴講者の他、道内養成校の関係者が参加しました。

開会式風景
特別講演は「野球肘の診断と治療」の演題で、北海道大学大学院医学研究科機能再生医学講座整形外科学分野教授 岩崎倫政 先生のご講演をいただき。続いて「2015・柔道整複師と介護保険について」と題して、(公社)日本柔道整復師会保険部介護対策の 三谷 誉 部員が発表しました。

岩崎先生
本年度はJICAの進める国際事業に当会が協力しており、会員の施術所を研修先として就学しているモンゴル国研修生3人の内、准医師*エンフタイワン・トゥブシンバヤル氏が「モンゴル国における柔道整復術の普及活動報告」として中間報告を行いました。
(*准医師=モンゴル国内で手術以外の医療行為を行う事ができる医師)

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さらに、日本柔道整復師会国際部の 本間琢英、金井英樹 部員が「草原に架かる虹を追って-(公社)日本柔道整復師会モンゴルでの記録-」と題し報告しました。

その後特別会議場で、会員による研究論文発表12題が発表され、コンベンション内のそれぞれの会場で実技発表6例、北整協指定業者による「物理・理学療法の実際と実技」3題、附属北柔専校の学生によるスライド発表4題が分科会形式で行われました。