1:20pm〜



 例年に倣い、今年も北柔専校長 岩 田千男先生から、ご講評をいただきました。

 岩田先生は、永年に亘り当会の学術の昂揚に尽力されています。
 会員が発表する論文の形式や、まとめ方、さらに、発表に足る学術的視点のヒントなど、示唆に富んだご講評で、年を重ねて会員が発表する学術度向上へのご貢献は、計り知れません



北海道柔道整復専門学校校長
岩 田 千 男 先 生


■ 一 般 論 文 講 評



一般論文第2部発表の皆さま 
 

第 2 部

1、小山 真司(札幌)

介護事業に対する柔道整復師の意識と今後について

 アンケートの結果を検討致しております 799名中589名73%の回答率は評価出来る北海道柔道整復師会としての立場、進め方、会員一人ひとりの立場を考えている非常に内容の有る発表で有りました。

2、山田篤司(岩見沢)

肩鎖関節損傷とその固定法―ゴムベルトの活用

 ゴムバンドを用いるという方法でありますが、演者が指摘のとおり3度の損傷に問題が有ると思います。ゴムバンに準じた方法は各会員も行われていると思います。私も北大に在籍の頃自転車のチューブを用いて固定した事を思い出しながら聞かせて頂きました。

3、西山 智之(十勝)

肩周辺に痛みを訴えた3症例

 頚肋が一例、肩甲上神経の絞扼障害が一例、上腕骨の腫瘍が一例と、速やかに丁寧に診察し必要があれば医師に精査を求める事が必要であるという鑑別診断という意味から非常に貴重な発表でありました。

4、佐々木亮次(函館)

脊柱計測器による測定と下肢電気刺激療法の試み

 計測器と電気刺激の関係について良い発表でしたので、これからも症例を増やして又発表してもらいたいと思います。

5、相馬 孝至(名寄)

自らの経験から考える 水中における肩関節脱臼のリハビリ

 ご自分が怪我をされその後療法の詳しい内容に付いてでしたが、教科書をそのまま踏襲するような日常生活は大変だったと思います。会員相互にも非常にすばらしい発表であり、また貴重な経験であったと思います。

6、松濱 広明(小樽)

外傷性頚背部に伴う神経炎の一考察

 神経炎には外傷によるものとそうでないものが有るとの報告ですが、昭和の終わり頃、学校協会の研修会で約10例の鑑別診断について講義を行った中に、ヘルペスでしたが腰痛で来院した症例で皮膚に症状が出る前で痛みだけが出ている状態のときは、よく検討しなければならない症例も含まれているため鑑別に注意が必要です。


 


一般論文第3部発表の皆さま


第 3 部

1、高橋 佳万(釧路)

上肢帯の筋長テストと超音波治療の一考察

 超音波について大変詳しく述べられている発表でした。次回は症例も交えて詳しく述べて頂きたいと思います。

2、中林 富夫(日胆)

筋膜性腰痛症に対する一考察

 三症例の腰痛の発表のなかで中で、下肢の関係と思われますが腸腰筋のストレッチが非常に重要であるという貴重な発表でありました。

3、白井 勉(北見)

運動療法による腰痛予防効果の定量的一考察

 北見工大のシステム工学科の応援を得て数量、科学的な表現で定量的な確立考察をされた内容のある論文だと思います。更に症例が増えると尚よいものになると思います。

4、小野寺 崇(滝川)

スポーツによる下腿部の損傷とアライメントに関する一考察

 同じ動作をしても障害を起こす人と起こさない人がいる。これは体質によるのか、能力や技能によるものか、アライメントによるものかについての貴重な発表でした。

5、田口 哲也(札幌)

足関節捻挫の治療と一考察

 足関節捻挫を正確に分類し、その治療はニーズに合わせて足底板やテーピング等を組み合わせて行うことが有効な事を示す発表でありました。

6、小向 啓介(札幌)

足関節捻挫復帰期のトレーニングについて

 受傷後少し時間が経った足関節捻挫のトレーニングの中に運動療法、特にスクワット等による筋力アップとバランスボード等を用いたトレーニングは有用性のある事を示した発表でした。

7、重原 拓司(旭川)

パワーリハビリにおける身体能力の変化

 デイサービスの中でおこなっている運動療法といえる治療法ですが演者も述べているとおり、一年後はどの様な成果が出ているか非常に楽しみな発表でした。


  


 

実技発表の皆さま

実技発表

1、蛯名 和也(十勝) 2、石崎 徹(北見) 3、真鍋 裕二(滝川)
4、西家 洋昭(札幌) 5、中垣 豊(日胆) 6、上田 輝雄(岩見沢)


 

ポスター発表の北柔専校の皆さま
 

1、河田 洋(昼3年) 2、明井 哲也(昼2年) 3、播磨 宏治(夜2年)
4、仲尾 郁弥(夜3年)