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■活動心得

    

 我々が行う競技医療救護ボランティア活動は、スポーツ選手及びスポ−ツ愛好家の健康維持・スポ−ツ外傷・障害の予防と応急施術を目的として柔道整復術を施すものである。

 施術者にあっては、医師・監督・コ−チ等と連携しチ−ム医療の一端を担うべく、医科学的に対応できる知識及び技術を身につけているものとする。

 ボランティア活動を行うにあたり、せっかくの行為が逆効果とならないよう活動の基本姿勢をマニュアルにした。

  



  

1 ケア・リーダ−

ボランティア活動にあたりケア・リーダーを1名おくこと。

ケア・リーダーは施術行為の指示、事故発生に対し的確な処置をとること。
  

2 実施内容

施術はケア・リーダーの指示のもとに行う。

骨折 脱臼 捻挫 打撲 挫傷などの応急施術

ストレッチング

アイシング 

テ−ピング 

3 許容範囲

 それぞれの基本手技の許容範囲は以下の通りとする。 

必ず常駐の医師へ連絡を取り対応すること。医師が不在の場合は、ケア・リーダーの判断により対処すること。 

           

  医師が同席している場合

  医師が同席していない場合 

骨 折

医師の指示を仰ぐ(施術)

(応急施術)のち医師の下へ

脱 臼

医師の指示を仰ぐ(施術)

(応急施術)のち医師の下へ

捻 挫

急性の場合は必ず医師の指示を仰ぐ

施術後、(疑わしきは)医師の下へ

打 撲

急性の場合は必ず医師の指示を仰ぐ

施術後、(疑わしきは)医師の下へ

挫 傷

急性の場合は必ず医師の指示を仰ぐ

施術後、(疑わしきは)医師の下へ


 

 ストレッチング

・熟練の経験者のみとし、ケア・リ−ダ−の指名によるものとする。

・ 関節可動域、関節弛緩性の確認をし、オ−バ−ストレッチングにならないよう注意する。

・ 一般にストレッチングを指導する場合は、年齢も考慮し準備運動・クーリングダウンとしてのものにとどめる。

 RICE処置を原則とする。

 アイシング (クライオセラピ−)

   ・アイスマッサ−ジ

   ・コ−ルド・パック

   ・コールドズプレー

    ※いずれも凍傷を起こさぬよう注意をはらうこと。

 テ−ピング 

・熟練の経験者のみとし、ケア・リダ−の指名によるものとする。

・競技によってはレフリ−(審判)の許可が必要になることやテーピングの出来ないものがあるので注意を要する。

・テープかぶれやテープを剥がす際の指導・注意を忘れることなく行なう。

・原則的にはスポ−ツテ−プと属に言うキネシオテ−プを使用する。
 

4 施術上必ずすべき事項
 


・ 法 法令 規則の遵守。

・ 個人情報の保護に努める。

・ インフォ−ムドコンセントの徹底。

・ ケア・リ−ダ−の指示に従うこと。 

5 禁止施術(禁止事項)


禁止施術

・カイロ・矯正など

・個人的特殊技能や特殊材料を必要とする施術

(バリスティック・ストレッチ ダイナミック・ストレッチ PNF スパイラルテ−プ

 レインボ−テ−プ ペントルテ−プなど)

 禁止事項

・施術料金の徴収

・強引な個人的患者勧誘

・社団名以外の売名行為

・業務範囲を越える施術行為
 

6 施術上の注意事項
 

・ケガの内容だけの説明に徹し、プレ−への介入を行ってはいけない。

・監督の指示によるような発言やそう受け止められる発言は決して言ってはいけない(やめたほうがいい)など。

・施術対象者の今後の予定を把握し、適切なコンディショニングの指導を行なう。

・医師がいないときは、出場適否は監督にまず説明し監督・選手の判断にゆだねる。

・治療という言葉も医師との違いがあるので施術という表現を徹底する。

・自らの施術技術を過信しない。

・これくらいなら、大丈夫という軽い気持ちが最悪の事態を招く。

・疑わしきは、医師の下へ。自分勝手な判断はしない。
 

7 ボランティアチ−ムの心得


・国籍・人種・性別・年齢・宗教・社会的地位・傷害の程度・スポ−ツ能力の違いによって、選手に果たすべき義務を変えることなく全力を尽くす。

・医療担当者、医師、監督、コ−チ、大会関係者との連携を密にして範囲を明確に線引きする。

・競技の進行状況を常に確認し、選手が出場できない等の不測の事態をさける。

・監督や保護者に指示された以外のことは行わない。

・ボランティアの責任は、個人の問題ではなく、全体の問題であることを忘れてはならない。

・集団の中でのル−ルをまもり、チ−ムプレ−であることを忘れてはならない。

・疑問が生じた場合は、各担当責任者と連絡を密にし、ケア・リ−ダ−に連絡をとること。
  

8 緊急時の連絡


・事故発生の場合、直ちに大会役員、現場責任者、本部、監督その他大会関係者に伝える

・緊急の場合の搬送先を確認し保護者に速やかに連絡をする(病院など)

・緊急時の連絡手段を確保しておく。(携帯電話、トランシ−バ−など)
 

9 そ の 他

 

・整骨・接骨北海道Friendsの在駐場所を明示(団旗、救護所看板を掲げる)

・緊急連絡先一覧(当番病院、救急病院など)の用意

・事前に障害・賠償責任保険へ加入


 
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