学術講演会

会合主旨 秋の学術講演会

日   時 令和元年11月2日(土)

場   所  北海道新聞小樽支社3階ホール

出  席 会 員 30名

研修員  1名

 

座長に済生会小樽病院名誉院長近藤真章先生を迎え、同病院整形外科非常勤医師・札幌麻生整形外科病院診療部長廣瀬聰明先生による「肩の疾患と外相について」と題したご講演が行われました。

「肩関節周囲炎って?」「腱板断裂について」「石灰沈着性腱板炎」「凍結肩」「肩前方不安定症」など詳細に解説いただき、実際の手術中の映像をご披露していただきました。

腱板断裂は進行することがあるので早期に発見し処置すると予後成績が良好で、近年の腱板断裂の治療は内視鏡での腱板修復術とリバース型人工関節全置換術を主に選択しているとのことです。

また肩の疾患を判別するには各テストが大事になるとのことでした。最後の質疑応答では肩関節脱臼の整復法について先生は初回脱臼は痛みが強く整復が難しいこともあるので局部麻酔して行っているそうです。

普段お聞きできないボリュームある内容と、質問にご丁寧にお答えいただき多くの勉強になりました。今後の仕事に役立つ大変貴重な興味深いご講演でした。

 

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